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家族葬のやり方と流れを時系列で解説|準備から葬儀後の手続きまで

葬儀の種類・費用・葬儀社選び

家族葬を行いたいけれど、具体的にどんな流れで進むのか分からない方は多いのではないでしょうか。家族葬は一般葬と基本的な流れは似ていますが、参列者を限定する分、事前の準備や連絡の仕方に独自のポイントがあります。

この記事では、家族葬の流れを時系列に沿って分かりやすく解説していきます。ご逝去からお通夜、告別式、火葬、そして葬儀後の手続きまで、一通りの流れを把握しておくことで、いざというときに落ち着いて対応できるようになります。

ナビ助
ナビ助
家族葬の流れって、実は一般葬とほとんど同じなんだ。でも、参列者を絞る分、事前にやっておくことがちょっと違うから、しっかり確認しておこう!

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家族葬の全体スケジュール

家族葬は、ご逝去から火葬までおおむね3〜5日程度で完了します。最短の場合は3日(逝去翌日に通夜、その翌日に告別式・火葬)ですが、火葬場の混雑状況や六曜(友引を避けるなど)によって日程が延びることもあります。

全体の流れは以下の通りです。

  1. ご逝去・死亡診断書の受け取り
  2. 葬儀社への連絡・搬送
  3. 安置
  4. 葬儀社との打ち合わせ
  5. 納棺
  6. 通夜
  7. 告別式・出棺
  8. 火葬・骨上げ
  9. 初七日法要(繰り上げの場合)
  10. 葬儀後の手続き
ポイント

家族葬の段取りは、最初に「日程」「お呼びする範囲」「ご予算の上限」の3つを決めると、その後の判断がスムーズになります。

【STEP1】ご逝去〜葬儀社への連絡

ご家族が亡くなられた場合、まず医師から死亡診断書を受け取ります。病院で亡くなった場合は担当医が作成し、自宅で亡くなった場合はかかりつけ医に連絡します。

死亡診断書を受け取ったら、すぐに葬儀社に連絡しましょう。事前に葬儀社を決めている場合は、その連絡先をすぐに出せるようにしておくことが大切です。葬儀社が決まっていない場合でも、多くの葬儀社は24時間対応しているため、深夜でも連絡が可能です。

この段階でやること

  • 医師から死亡診断書を受け取る
  • 葬儀社に連絡する
  • 家族・親族への第一報を入れる

【STEP2】ご遺体の搬送・安置

葬儀社が到着したら、ご遺体を安置場所まで搬送します。安置場所は自宅、葬儀社の安置室、専門の安置施設などから選べます。

法律により、死後24時間は火葬ができません。そのため、最低でも1日は安置する必要があります。安置期間中はドライアイスで保全処置を行います。

ナビ助
ナビ助
安置場所は自宅でもOKだよ。ただ、マンションの場合はエレベーターのサイズや近隣への配慮が必要になるから、葬儀社に相談してみてね。

【STEP3】葬儀社との打ち合わせ

安置が完了したら、葬儀社との打ち合わせに入ります。ここが家族葬の内容を決める重要なステップです。

打ち合わせで決めることは主に以下の通りです。

  • 葬儀の日程(通夜・告別式・火葬の日時)
  • 参列者の範囲と人数
  • 式場の選定
  • 祭壇・棺・骨壺のグレード
  • 遺影写真の選定
  • 宗教者(僧侶など)の手配
  • 飲食・返礼品の手配
  • 予算の確認と見積もりの最終確認
注意

見積もりは必ず書面で受け取り、不明な点はその場で質問しましょう。後から「聞いていなかった」というトラブルを防ぐためにも、疑問点は遠慮なく確認することが大切です。

【STEP4】参列者への連絡

家族葬では、誰に連絡するか・しないかの判断が非常に重要です。参列をお願いする方への連絡と、参列を辞退していただく方への連絡、それぞれ適切に行う必要があります。

参列をお願いする方への連絡

電話で直接伝えるのが基本です。日時、場所、服装の指定などを明確に伝えましょう。

参列を辞退していただく方への連絡

家族葬で行う旨を伝え、参列・香典・弔電を辞退する場合はその旨をはっきり伝えます。「誠に勝手ながら、近親者のみで執り行わせていただきます」といった丁寧な表現を使いましょう。

連絡するタイミング

会社への連絡は早めに行いましょう。休暇の取得手続きが必要な場合もあります。ただし、会社関係者への参列の案内については、家族葬の趣旨を踏まえて判断してください。

ナビ助
ナビ助
「家族葬だから」と連絡しなかった結果、後から「なぜ知らせてくれなかったのか」と言われるケースもあるんだ。参列はお断りするとしても、逝去のお知らせ自体はしておく方がトラブルを避けられるよ。

【STEP5】納棺

通夜の前に、故人のお体を清め、死装束を整えて棺に納める「納棺の儀」を行います。ご家族が立ち会い、故人の愛用品や思い出の品を一緒に納めることができます。

ただし、金属製品やガラス製品など、火葬に適さないものは入れられません。何を入れてよいかは葬儀社に確認しましょう。

【STEP6】通夜

家族葬の通夜は、近親者だけで故人を偲ぶ時間です。一般葬のように多数の弔問客を迎える必要がないため、ゆっくりと故人との最後の夜を過ごすことができます

通夜の一般的な流れは以下の通りです。

  1. 受付(家族葬の場合は省略することも)
  2. 僧侶の読経
  3. 焼香
  4. 僧侶の退場
  5. 通夜振る舞い(飲食)

なお、家族葬では通夜を省略して1日で完結する「一日葬」を選ぶ方も増えています。

【STEP7】告別式・出棺

告別式は、故人との最後のお別れの場です。家族葬の告別式は、参列者が少ない分、一人ひとりがしっかりと故人に向き合える時間があります。

  1. 僧侶の読経
  2. 弔辞(ある場合)
  3. 焼香
  4. 僧侶の退場
  5. お花入れ(最後のお別れ)
  6. 出棺
ナビ助
ナビ助
家族葬だからこそ、形式にとらわれず、故人が好きだった音楽を流したり、思い出のスライドショーを上映したりと、自由な演出ができることもあるんだよ。

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【STEP8】火葬・骨上げ

火葬場に到着したら、最後のお別れをして火葬に入ります。火葬には通常1時間〜1時間半ほどかかります。その間、遺族は控室で待機します。

火葬後は「骨上げ(収骨)」を行います。2人1組で箸を使い、遺骨を骨壺に納めていきます。

【STEP9】初七日法要

近年は、告別式の当日に初七日法要を繰り上げて行う「繰り上げ初七日」が一般的になっています。これにより、後日改めて法要を行う手間を省くことができます。

【STEP10】葬儀後の手続き

葬儀が終わった後も、さまざまな手続きが必要です。主なものを期限と合わせてまとめました。

  • 死亡届の提出:死亡後7日以内(市区町村役場)
  • 年金の受給停止手続き:速やかに(年金事務所)
  • 健康保険の資格喪失届:14日以内
  • 世帯主変更届:14日以内(該当する場合)
  • 相続手続き:相続放棄は3か月以内、相続税申告は10か月以内
  • 生命保険の請求:保険会社に連絡(期限は契約による)
注意

手続きの期限があるものも多いため、葬儀後はリスト化して計画的に進めましょう。葬儀社にアフターサポートがあれば、活用することをおすすめします。

Q&Aコーナー

Q. 家族葬でも通夜はやるべき?

家族葬では通夜を省略するケースも増えています。通夜を行うかどうかは家族の判断に委ねられますが、遠方の親族が前日に来る場合は通夜を行った方がスケジュール的に合いやすいです。一日葬にすれば費用も抑えられます。

Q. 家族葬にかかる日数はどのくらい?

最短で3日(逝去翌日に通夜、3日目に告別式・火葬)、通常は4〜5日程度です。火葬場の空き状況や六曜(友引を避けるなど)によっては、さらに延びる場合もあります。

Q. 家族葬の準備で事前にやっておくべきことは?

事前にやっておくと良いことは、葬儀社の選定と事前相談、参列者リストの作成、遺影用の写真の準備、予算の目安を決めておくことです。エンディングノートに希望を書き留めておくのも有効です。

参考:よりそうお葬式 家族葬の流れ

参考:くらしの友 家族葬の基礎知識

家族葬の事前準備チェックリスト

いざというときに慌てないよう、事前に準備しておくと良いことをチェックリストにまとめました。

ポイント
  • 葬儀社の選定と事前相談(最低3社に相談するのが理想)
  • 参列者リストの作成(呼ぶ方・辞退していただく方を明確に)
  • 遺影用の写真を準備(なるべく最近の、表情の良い写真を選ぶ)
  • 予算の上限を決めておく
  • 宗教者(僧侶など)の手配先を確認(菩提寺がある場合は事前に相談)
  • 故人の希望を確認(エンディングノートの有無)
  • 死亡届の手続きに必要な書類の確認
  • 緊急連絡先リストの作成(葬儀社、親族、会社など)

家族葬と一般葬の流れの違い

家族葬と一般葬の流れは基本的に同じですが、いくつかの違いがあります。

受付の規模

一般葬では受付係を複数名配置して対応しますが、家族葬では受付を設けないケースや、1名のみで対応するケースが多いです。参列者が全員顔見知りの場合は、受付を省略することもあります。

挨拶の範囲

一般葬では喪主が弔問客一人ひとりに挨拶をしますが、家族葬ではその必要がないため、故人との時間に集中できるのが大きなメリットです。

演出の自由度

家族葬は参列者が限られるため、故人の好きだった音楽を流したり、思い出の映像を上映したり、カジュアルな服装で参列したりと、自由な演出が可能です。一般葬ではしきたりに沿った形式が求められることが多いですが、家族葬ならではの温かい雰囲気を作ることができます。

ナビ助
ナビ助
家族葬だと、故人の好きだった曲をBGMにしたり、思い出のアルバムを飾ったりと、オリジナリティのあるお別れができるんだよ。形式にとらわれない自由さが、家族葬の魅力の一つだね。

葬儀後に必要な主な届け出・手続き一覧

葬儀が終わった後も、さまざまな届け出や手続きが必要です。期限がある手続きも多いため、計画的に進めましょう。

14日以内に行う手続き

  • 死亡届の提出(7日以内)
  • 年金の受給停止手続き(10日以内 ※厚生年金の場合)
  • 国民健康保険の資格喪失届(14日以内)
  • 世帯主変更届(14日以内 ※該当する場合)
  • 介護保険の資格喪失届(14日以内)

3か月以内に行う手続き

  • 相続放棄の申述(3か月以内 ※放棄する場合)
  • 相続人の確定・戸籍謄本の収集

4か月〜10か月以内に行う手続き

  • 所得税の準確定申告(4か月以内)
  • 相続税の申告・納付(10か月以内 ※該当する場合)

その他(期限なし、ただし早めが望ましい)

  • 生命保険の請求手続き
  • 銀行口座の解約・名義変更
  • 不動産の相続登記
  • 自動車の名義変更
  • 各種契約の解約(携帯電話、クレジットカードなど)

まとめ

家族葬の流れは一般葬とほぼ同じですが、参列者を限定する分、事前の準備と連絡のやり方に注意が必要です。全体の流れをあらかじめ把握しておくことで、いざというときに慌てず、故人との最後の時間を大切に過ごすことができます。

特に重要なのは、事前に葬儀社を選んでおくこと、参列者の範囲を決めておくこと、そして予算の目安を立てておくことです。この3つを押さえておけば、残りの判断はかなりスムーズに進みます。

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最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの記事もぜひご覧ください。

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